今日の水泳日誌 ― 2009/08/29 17:55
落ち着いた気持ちで教室に入るのはかなり久しぶりだ。午前中臨海学校で退水と同時に車に飛び乗り新習志野へ…という時期、遠泳合宿と重なって参加者が双方に分かれた日を最後に教室はお休みがあり、今日3週間ぶりであった。
全国大会を終えた後の教室、凱歌万歳ばんばんざい、捲土重来といずれにしても終わった後の気の緩みというものはなく、自信、向上心が感じ取れる游ぎは数週間前と全く変わったものに見えた。
大会での審査の際は、私は遠目にしか見ることができなかったので、どんな游ぎであったか判らないのだが、今日、受講生の方からDVDをいただいて、帰宅後早速再生した。
全員が、沈み体で基本をよく守った良い游ぎをしている。やはり游士の映像と比べてみてもまるっきり違う。教わったことに加えて自分自身で何かしらのこだわりを游ぎに表現できている。こうなるともう私の出る幕もなくていいように思う。映像をみてとても安心した気持ちになった。
こうした挑戦をしてくださる方がいることでよいことがある。周りの受講生は必ずしもその成果、苦難の重さや経過を理解し得ないかもしれないが、自然と雰囲気が変わってくる。今まではプールの水があって、游いでいる人の顔が出ていて…という程度の空気が、今日はまるで水面から天井まで25M正方形の飛び込みプールをきれいに囲ってしまったかのような気に満ちあふれた空間に変わった。
常々、本当であれば水の中で游ぎながら口に依らない体での指導をしたいと思うのだが、身一つで10人からを相手にするとなるとそれもなかなか叶わない。隣で游ぐ良い手本があると後進となる泳者の上達が早まるだろう。
受査した方々はその喜びや口惜しさから更に上達するだろうし、図らずも周りの方々は良い手本を得、糧とし、游ぎを身につけるだろう。
つまりは幸せは循環するのだ。
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